体内で作れないアミノ酸があるらしい

アミノ酸というのは「アミノ基とカルボキシル基の両方の官能基(同じグループに属する化合物が示す共通の反応性の原因となる原子団、または結合様式)を持つ有機化合物」であり、その種類は分かっているだけで500種類も存在しています。その中でも、たんぱく質の元となっているアミノ酸はたったの20種類です。

プロテイン オススメ

肉や魚、大豆製品などから体内に入ったたんぱく質は、胃で消化されてアミノ酸に分解されます。そのアミノ酸が再構成されることにより、髪の毛になったり、皮膚になったり、筋肉になったりします。必要なアミノ酸が体外から入って来ない場合は、そのアミノ酸を体内で作る(既存のアミノ酸から必要なアミノ酸へと作り替えをする)ということもしています。しかしながら、どうしても体内で作ることができない、でも私たちの体には絶対に必要なアミノ酸というものが9種類あります。それが「必須アミノ酸」と呼ばれているものです。

医療衛生薬学科 薬品化学教室

前述のとおり、必須アミノ酸は体内で作り出すことができません。ですので、私たちは食物からそれらを摂取する必要があります。もちろん、そのほかの11種類のアミノ酸(「非必須アミノ酸」という)も、足りなければ作ることができるというだけであって、しっかり食事から補ってあげることが重要です。

31.照射飼料の安全性

必須アミノ酸は9種類をバランスよく摂らなければなりません。何故なら、どれか一つでも不足していたり欠けていたりするだけで、全種類が自分の役割を発揮できなくなるからです。そのバランスの善し悪しを数値で表したものが「アミノ酸スコア」です。アミノ酸スコアの高い食品(豚肉、牛肉、卵などはアミノ酸スコアが100の食品)を意識的に摂ることが大切です。